人生で最初に作った本格デザート、それがプリン。
母が持っていた、ボロボロの大学ノートのお料理レシピのなかに、
プリンの作り方が書いてあった。
その時、覚えたのが、3:2:1の数字。
牛乳300cc・卵2個・砂糖100g(今は50g)の組み合わせ。
私が中学生のころだから、今から40年ぐらい前・・・
あのころのレシピだから、甘さはたっぷりめのレシピ。
それ以降、だんだんと砂糖の量を減らしていって、
今では50g辺りの、甘さ控えめのプリン。
あの当時は、オーブンで焼くんじゃなくて、
蒸し器で蒸かしていたような気もするし、
ガス代に置いて使う、赤いピースオーブンだったような気もするし、
なにせ、40年以上前だから、覚えてない・・・
それから、何かがあるたびに作ってきたプリン。
いったい何個作ったかな〜?
実は、今も10個のプリンをオーブンに入れている。
今回の「おいしいテーブル」では、このプリンを作った。
ところが、固まらない・・・
原因はいろいろみたいだったけど、
牛乳は温めたほうがいいみたい・・・
今まで、一回も温めずに作ってきたんだけど、
今朝、初めて、牛乳を温める方法で作っている。
それから、ガスオーブンの場合、熱風でプリンの表面に膜ができ、
それが原因で中に熱が入りにくいなんてのもあった。
そうなんだ・・・ 知らないことばかり・・・
ちょっとびっくりした今日の朝!
↓日経新聞土曜版「NIKKEIプラス1」の第一面。
「一度は食べたい取り寄せプリン」
あら〜っ、プリンって今、旬!?なたべものなのねぇ・・・・・
知らなかった。
日経の記事によると、
「昔ながらの『かため』プリンが復権している。
とろとろ系のプリンもかなりもてはやされたけど、
今は、この懐かしい〜い感じのかためプリンに、
ノスタルジーを感じる人が多い。
プリンのみならず、お菓子全体が伝統的なものに
回帰している。素材そのものを味わうのが人気。」
そういえば、バームクーヘンとかも最近人気だよね。
昔食べた、懐かしい味のバームクーヘンが食べたくなった。
お取り寄せプリンの人気ランキングが10位まで、
プラス1には載っているのだが、
これらのプリン、すべてがガラス瓶に入っている。
なんでも、熱伝導率がいいために、
なめらかなプリンが出来上がるらしい。
そういえば、プリンで有名なモロ○フのもガラス瓶だよね。
こうなると、ガラス瓶が欲しいな〜・・・
さて、このお取り寄せ、私も人気プリンを食べたいと思った、
が、しかし、
第1位のプリンは、1個が、なんと630円だって!
うわぁ・・・・・ プリンってこんなに高いの?
そこらのスーパーにある、4個で350円ぐらいのプリン、
あれだって十分高いと思っているんだけど・・・
こうなったら、庶民はお家でプリンを作るしかないっ!
3:2:1の割合で、いやいや、今は3:2:0.5の割合で、
プリンを作らなくちゃ。