*青空食堂*

晴れても雨でも、おいしいものいっぱい。 そんな食堂「青空食堂」

2010年11月

時間つぶし

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朝起きて、寒い、と感じるようになってきた。
室温18度。
暖房をつけるほどは寒くないけれども、暖か~いって感じはない。
でも、でも、もう少しは我慢。

昨日は、朝から熊本へと。もちろん、運転手として。
高速道路、いつもに比べると、トラック率が高い。月曜日だから?
半分以上はトラック。気分的には8割がトラック。

トラックが多い中運転するのは、ちょっと緊張する。
特に、わたしが運転した、
美東サービスエリア辺りから、関門橋を渡って北九州辺りの高速道路は。

朝の9時20分、予定通り熊本に到着。
オットの仕事は、お昼までには終了する。
その間、遊びに行こうと思うのだが・・・

市内に遊びに行っても、お店、開いてない・・・
阿蘇までドライブするには、ちょっと靄がかかっている・・・

ってことで、お気軽に近くのジャスコへと行く。
ありがたいことに、9時開店。
でも、向こうの端がかすんで見えるような広い店内、誰もいない・・・

ちょっとだけ本屋をのぞく。そして、新書を一冊買う。
それから、産直コーナーで、熊本の野菜を買う。
とにかく、ここの産直コーナーの野菜、新鮮、安い。

その後、車をちょっと移動。
スポーツ用品のお店で、スイムウェアを探す。
ぶくぶくぱ~っのスイミングクラスに参加するようになって、
スイムウェアが必要となった。

今あるのは、1着のみ・・・
冬場に差し掛かり、ちょっと肩の部分が寒い。
だから、袖付きのスイムウェアを探す。

かわいい熊ちゃんがバタ足をしているイラストのついている、
スイミングキャップも、ついでに買っちゃう^^

その後、熊本でのお気に入りの場所へと行く。
それは、スタバ。
郊外店のドライブスルーのスタバ。

お客さんのほとんどは、ドライブスルーのお客さん。
店内は、ほとんど人がいない。

ゆったりとした店内には、
座りやすいソファーが朝日を浴びて、数か所に置かれている。

わたしが行くと、ひとり学生さんが英語の本を読んでいた。
店内の音楽も、クラッシック音楽で落ち着く。
ちょうどドビッシーのピアノ曲が流れていた。

ちょっと寒かったので、お久しぶりに、ココアを注文。
ココアを飲みながら、陽ざしが入るソファーで、新書を読む。
ゆったりとした時間。

広島にいたら、わざわざスタバに行って、本を読むなんて・・・
ありえないなぁ・・・・・・って思う。

熊本のスタバが好きな理由を考えてみたら、
自分なりに、ちょっとおもしろい発見をした。

まず、このシチュエーションでは・・・
他に何もすることがない、というか、できない。

広島だったら、街に出かけたついでに、あそこにも寄ろうとか、
早く帰って洗濯取りこまなくちゃっとか、
駐車代がかかるから、早くパーキングに行こうとか、
いろいろ考えちゃう。

熊本だと、オットを待つ間、その時間は、待つだけ。
だから、時間をつぶす・・・ということになる。
その時間がもったいない、なんて考えない。
とにかく、オットからの電話があるまで、待つのみ・・・

そういえば、
普段の生活の中、時間をつぶす、ってことはあまりない。
次から次に、あれしなくちゃ、これしなくちゃ、って考える。

そう考えると、この熊本の、一見何気ない「時間つぶし」
これって、ある意味、貴重な時間じゃないっ?って思う。

が、待てよ・・・
これって広島にいてもできるじゃないっ?って思った。

もちろん、いつもできるとは限らないが・・・
たまには、ボ~っと時間をつぶすような気持で、
ゆっくりとコーヒーを飲みながらでも、ココアをすすりながらでも、
本を読むのっていいかもしれない。

そんな時間も、毎週っていうのは無理でも、
2週間に一回ぐらいは、いいかもしれない。

そんな、「ゆとり」の時間、いいな~って思う。

って、考えた。
広島にスタバのドライブスルーってある?
いやいや、別にドライブスルーじゃなくてもいい。
別に、スタバにはこだわる必要もない。

そんな、のんびりできるところって、あるかな~?

昔、駅前福屋の1階にあったスタバ、あそこの雰囲気が好きだったけど。
いやいや、スタバじゃなくたっていいんだよね^^;

この冬、そんな、のんびりと時間が過ごせるような、
そして、
のんびりと本を読んでいても、追いたてられないような雰囲気のお店、
ちょっと大人の雰囲気のお店、そんなお店を・・・
ちょっと探してみたい、と、ふと、思った・・・


☆お勧めがあれば、教えてください~。
 車で行けて、駐車場代がかからない所がいいな~^^
 駐車場代かかると、やっぱり、気になるもん^^;




どんぶり難民・その2

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玄関周り、ちょっとだけ模様替え。
我が家、マンションの普通の玄関、味もそっけもない玄関。

飾り棚もなければ、なにもない・・・
それに、
野菜を玄関に置いているから、生活感溢れるしな~。

野菜の位置を反対側の、シューズ入れの下に移動。
直接には見えないようにして、
今までそこにあった梅酒を、こちら側に置き換えた。

写真には写ってないけど、
壁には、3年前買った、スウェーデンのクロスステッチの飾りが


さて、どんぶり難民生活、続き・・・

芸予地震で、どんぶりのみならず、ほとんどの食器を失った。
あの頃、子供たちは、中学生と高校生。
ラーメンがおやつや夜食代わりだったため、どんぶりは必須。

確か4個で1500円ぐらいのどんぶり、生協で買った。
白地に薄~いブルーの中華模様のラーメンどんぶり。
白地の色は、この値段にしてはなかなか・・・

模様は、中華だから、うどんやそばには合わない。
麺と汁を入れると、その模様が見えなくなるけれども、
食べるといっしょに、だんだんその模様が見えてくる。
なんだか、ちょっとだけ悲しい・・・どんぶりだった。

その後、子供たちが家を出て、そのどんぶりは処分した。

さて、オットとわたしのための、どんぶり探し、ずっと続いた。
たまに、これなら~と買ってはみるものの、
なかなか、手に、口に、しっくりこない。そのたびに、処分。

どんぶりは汁を張ることが多いから、薄いと熱くて持てない。
かといって、ぼってりしたどんぶりだと、
汁を飲むときの、口当たりが悪い。

この辺りの加減が、非常に難しいのだ。
どんぶりを探しながら、いろいろと学んだ。
そして、そんな理想のどんぶりは、なかなか出合えないということ、
これも、また、学んだ。

余りにも長く、どんぶり難民生活をしていたため、
どんぶりを探すことに、やや疲れていた・・・

ところが、なんでもそうだが、忘れた頃にやって来る。
それも、ある日、突然に・・・

工房 朴禾(ぼくか)佐々木りつこ 器展

青空のもと、車を走らせた。
ten ten house で使っている、スープ皿みたいなのが欲しかった。
今からの季節、シチューやスープがおいしくいただける皿、
それが見つかれば、いいな~って思いながら。

そして・・・

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あっ、どんぶりが・・・ どんぶりがある・・・ 

もうテンション、完全にオーバーヒート状態!
りっちゃんに、ちゃんと挨拶もしないまま、(ごめんね・・・)
弾丸のように、どんぶりについて、いろいろ聞く。

りっちゃんも、どんぶりにかなり自信があるみたい。
うれしいな~、どんぶりの心がわかる陶芸家なんて。

大きさは、パーフェクト。
口のところは薄く、そして、手で持つ辺りは厚い、
わたしが恋焦がれていた、理想のどんぶり。

白、黒、グレー、さて、さて、どれにするか・・・

一目見て、グレーに心を奪われた。もう、一目ぼれ~^^
このグレー、どんぶりとしては、理想以上。

それに、
お煮しめを盛ってもいいし、おからなんかもいいぞ~っ^^

次から次へと、このどんぶりに食べ物を盛ったときの状況が、
目の前に浮かんでくる。

そう、器を買う時には、その器に何かを盛った状態、
それが、どんどん出てくるときには、いい器だというのがわたしの基準。
もちろん、それは、我が家だけの基準に過ぎないけれども。

こうやって、どんぶり難民生活に、やっと終止符が打たれた。バンザイ!


☆今回スープ皿には、残念ながら出会わなかったけれども、
 これは、また、おいおい探せばいいと、思っている。
 こうやって、時間をかけて探すのも、楽しみのひとつ・・・

どんぶり難民

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佐々木りつ子さんの器展、ただ今開催中

うどん、そば、ラーメンを食べるどんぶり、
これって、なかなかいいのに出会わない。

結婚したての頃、どんぶりが家になかった。

大きさが、それなり!?だった、
ひまわりの絵が描いてあった、茶のぽってりした器で代用していた。
ただ、サイズ的に十分でなかったので、
うどんの汁が、たっぷりと注げなくて、かなり不満だった・・・

それから数年、ずっと、どんぶりのない、どんぶり難民生活が続いた。

7~8年、どんぶりのない生活が続いた頃、
ある日、広島の福屋での陶器市へと出かけた。

とうとう、有田焼きのブースに、素敵などんぶりを見つけた。

まず、サイズがパーフェクト。
デザインも素晴らしい。
有田の透明感のある白地に、ブルーのす~っとした線模様。
一目で気に入った。

が、忘れもしない2500円。どんぶりひとつ2500円。
当時、我が家は4人家族、4個で10000円かぁ・・・
いくら頑張っても、いちまん円は、無理な価格だった。

他にいいどんぶりがないかな~と、探したが、やっぱりない。
あのどんぶりが、頭から離れない。
もう一度、同じブースへと戻ってみる。

どれでも500円コーナーっていうのがあって、
その中に、似たようなどんぶりがないかな~って探す。

あるわけないよね・・・と思ったら、あった! それも同じものが!

え~えっ~っつ!!! びっくりして手に取る。

値段は、500円ではないが、800円のシールが張っている。
うっそ~っ! 

って、これは、きっとどこかに、傷とかあるから安いのね~と思う。
が、どこにも傷らしきものは見当たらない。
そのどんぶり、もちろん、一つしか見つからない。

家族4人、一つのどんぶり、これじゃ使えないよね・・・と悩む。

う~ん、う~ん、悩む。

とその時、お店のおじちゃんが、
「奥さん、なかなかいいの見つけたね。そりゃ、いいどんぶりよ。」
と言う。

わかっているよ・・・ いいどんぶりだから、買いたいの!
でもでも、でもでもねぇ・・・・・・・

「どうして、このどんぶりが800円で、あっちは2500円なの?」
と、思い切って聞いてみる。

今だったら、平気のへっちゃらで、こんなこと聞いちゃうけど・・・
いやいや、これが800円だから、全部800円にしてと言うけど^^

あの頃は、まだまだ、お若い主婦でね~
そんなことなかなか言えなくてね・・・^^;

有田のお店のおじちゃんも、あれ~っ?って不思議な顔をしている。
そして、
「こりゃ2500円が正解。ひとつだけ、紛れ込んだんだな。」と言う。

え~っ、わたしとしては、その逆がよかったのになぁ~って思う。
でも、
その頃、お若いわたしは、そんなこと口にも出せない。
ただ、ただ、残念な顔をするだけ・・・だった。

それでも、
何も言わなくても、
わたしの顔と全身からは、「欲しい!」オーラが出ていたんだと思う。

次、考え込んだのは、陶器屋のおじちゃん。
しばらくしてから・・・
「これもなんかのご縁だよ。全部800円でいいよ。
 全部買ったら、5個で4000円でいいよ。」

さっすが!!! 九州男児!!! 

即決で4000円払い、5個のどんぶりを大事に抱えて帰った。

正直なところ、
その頃の我が家、実は4000円でもかなりの出費だった。
それでも、即決買いでよかったと、今でも思っている。

それからの我が家の食卓、
有田の素晴らしいどんぶりが大活躍。
子どもたちは、まだ、小学校低学年と幼稚園の頃。

ほとんど家にいなかったオット、晩ごはんは麺類が多かった。
きつねうどんだったり、肉うどんだったり、
野菜炒めの乗っかったラーメンだったり。
それを盛って、有田のどんぶりは大活躍した。

しかし・・・・・・・・・

このどんぶりとも、別れが来ることになる・・・つづく。。。


うそ、うそ、うそ・・・どんぶりとの別れで引っ張られても、
困るよね~っ^^

あれは、忘れもしない、2001年の3月24日。
芸予地震・・・・・

わたしは、いとこの結婚式で、ハウステンボスへと行っていた。
その間に起こった、芸予地震。

当時住んでいたマンション、11階。
食器棚の向きが、地震の揺れ方向に向いていた。
耐震ロックも付いてない食器棚だったため、
器やグラスのほとんど、食器棚のガラス戸をつき破り、外へ飛び出し、
壊れてしまった・・・

愛しのどんぶり、そして、そのほかの大好きな器やグラス、
ほとんどすべてを、この地震で失ってしまった。

そうして、またもや、どんぶり難民生活が始まった・・・

動詞止め

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↑今朝の食卓風景

今日のお弁当は、おむすび弁当。
中身は、明太子・かつお梅・昆布。
てんぷらの煮たのと、自家製白菜の漬物がおかず。

たまには、こんな、手抜きなおむすび弁当も、いいと思っている^^;


外山 滋比古(とやま しげひこ)さんが、
この日曜日に日経新聞に書いていたこと・・・
なるほど・・・と、長年の疑問が解けた!?

日本語の語順、最後が動詞。
だから、文書は、です・ます・だ・である・・・などなどで終わる。

論文は、普通、だ・である・・・で終わるから、
文章が終わるたびに、「だ」と「である」が登場する。
文全体として、この「だ・ある」の羅列で、
単調になり過ぎるときもある。

そこで使われるのが、「であろう」と言う終わり方。

これを、英語に英訳するとどうなるか・・・
「may be」これだと、意味が変わってくる。
「may be」を日本語に訳すと、「〜かもしれない」と言う意味だからだ。
論文だと、これは、ちょっとヤバいかもしれない・・・

外山さんは、
日本語の「であろう」は、むしろ「〜だ」を強めている場合もある、
と言う。

そこらへんの問題、
同じような終わり方をせざる得ないのは、
日本語が、動詞止めだからだという。

なるほどな〜って、妙に感心した。
動詞止め、わかっちゃいるけど、改めて納得した。

英語だと、語順が、
主語 + 動詞 + 目的語・補語 + そのほかもろもろ・・・
だから、
文末が、常にいろいろ変化するから、この問題はない。

さてさて、
ブログを始め、文章を書くときにいつもわたしが思っていたのは、
やはり、文末をどうするか、という問題。

「だ」「である」を多用すると、文章がしまりがないというか、
しつこいというか、妙に落ち着かない文章になる。
かといって、「である」は、ちょっと偉そうだしな〜・・・

外山さんが言うには、そういう場合、使われるのが体言止め。
確かに、それは、わたしがよく使う方法。

ただ、この体言止め、外山先生の言うには・・・
「しまりのない文章になる」らしい^^;

はぁ〜そうだろうな〜。
わたしの文章、時々読み返して思うけど、
なんか「間の抜けた」文章だと思っていたけど、
体言止めの使い過ぎだったのね・・・

って、もう、いろいろな策がわからないわたしは、
やっぱり、今からも、体言止めの多用と、
それから、もうひとつ、多用している「・・・」
これで終わるしかないのか・・・

ここは、ひとつ、名作と呼ばれるような本を読んでみるか。
その中に、上手い文章の書き方のヒントがあるかもしれない。

といっても、それをマネしても、
きっともっと変なバランスの文章になるかもしれないな〜。

どうにもこうにも、

文章を書くのは、やはり難しいのである。
          やはり難しいのだ。
          やはり難しい作業。
          やはり難しい。
          やはり難しい・・・

☆どれが、一番いいのか、正直、全然わからない・・・

生きる力の素

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先日テレビで、ベニシアさんが作っていたトースト。
「マッシュルーム・オン・トースト」

ベニシアさんは、オリーブオイルでニンニクをまず炒め、
マッシュルームを入れ、タイムを香りに入れていた。

我が家風は、マッシュルームだけ、それをバターでいためる。
それに、塩で少し味付け。
カリッとトーストしたパンの上に、炒めたマッシュルームを乗っける。

うふふ・・・ これがおいしいの・・・

パンはちょっと薄目をカリッと焼くのが、英国風、かな?
マッシュルーム、白いよく見かけるマッシュルームでもいいけど、
ブラウンマッシュルームっていうのがあれば、
そちらの方が、うんと風味がよくって美味しい。

このブラウンマッシュルーム、以前は、天満屋地下にあった。
今もあるのかな・・・
最近、見かけなくなったけど・・・

今朝の朝ごはんは、それに、ズッキーニのさっと炒めたの。
そして、残り物利用のポタージュスープ。

牛すねの煮込みから、少しだけよけて取っておいたビーフストック、
それに、にんじん・セロリ・玉ねぎで作ったスープ。
これは3日前ぐらいの晩ごはんに食べた。

残りを、フードプロセッサーでつぶして、牛乳を入れただけのスープ。
熱々が、今の季節、美味しい。
朝から、力の出る朝ごはん。

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昨晩の晩ごはん。今の季節、こんな晩ごはんが一番好き。

サバの塩焼き・ダイコンおろし・筑前煮・ほうれん草のお浸し、
自家製ぬか漬け、カブときゅうり、自家製キムチ、
そして、焼酎の湯割り。ピーナッツをちょっと添えて。

地味ご飯だけど、けっこう作る時間がかかる。
でも、だしのじわっときいた筑前煮を食べると、
「生きる力」がモリモリと出てくる気がする。

大げさかな〜?

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