「気が利くんだけど、どこか抜けてる・・・」
これ、わたしを評した言葉。
かれこれ、35年ほど前、わたしがまだ若い頃、
母がふと漏らしたその一言、が、これ。。。
なぜか、ずっと心にある。
親しくなった友達に、実はね・・・こう言われてね・・・
と話すと、必ず、そう、必ず、
「その通り、絶対に当たっている!」って、
みんな、笑って同感する。
母に言われたし、友だちからも当たりだって言われるし、
正直、
自分でも自分のこと、そう思っている。
そう、わたし、気が利くんです!
気が利くって、本来はいい意味なんです!
ただ、
母の言うように、どこか抜けているんです・・・
そう、必ずどこか、抜けがあるんです・・・
詰めが甘い、のかな?
考える力が、足りないのかな?
生れ持った、モノなのかな?
原因はわからないけれども、とにかく、こういう性格というか、
性分というか、こんなヤツ、それがわたし・・・
他人を見るとおもしろい。
なぜって、よくわかるから、よく見えるから。
すごく慎重な人、考えて、考えて、考え抜いて、橋を渡らない人。
考えることなく、まず、橋を渡り、まっすぐ前に進む人。
まあ、こんな両極端な人は、実際のところ少ないわけで、
ほとんどの人が、両方を持ち合わせていて、
その配分が、こちらが多かったり、あちらが多かったり。
わたしの場合、ある部分はめちゃくちゃ慎重な人。
でも、だいたいは、まず橋を渡るタイプ、かもしれない・・・
走りながら考える・・・って、時々言われる。
まずは、やってみないと、何もわからない。
だから、とりあえず、スタートする。
スタートして、立ち位置が変われば、見えてくるものが違う。
その時、また、そこから考える・・・
頭の中、いろんな考えがパ〜っと出てきて、
それをパッパッととりまとめて、
「ヨッシャ! スタート! 出発!」となる。
その後、やり始めたこと、やっぱりこっちは修正が必要、
あっちはこのままで行こう、なんてなんて考え、軌道修正する。
が、ここで考えが足りない部分・・・
そう、スタート地点でもう少し考えなきゃならなかったこと、
それが出てくる。
そこのところが間が抜けている、って部分かなって思う。
台所の隅にさしておいた、ミント(写真一番上)
ひょろひょろして、頼りなさげなミント。
数日後、見てみると・・・
根っこがいっぱい生えてきている。
元気だなって感激。朝からこんな元気さんを見ると、うれしい。
いろいろなこと、考えて、「橋をまず渡って」みた。
うまく行ったこと、それなりのこと、
橋を渡った地点でバラバラ分解して、橋を引き返したこと、いろいろ。
まあ、橋を渡ったことに後悔はない。
後悔したって始まんないもの・・・
で、今、考えているのは、カートのこと。
これも、よくわからないけれども、スタートした。
無責任って言われれば、それまでだけど、
とにかくスタートしなくちゃ、何も見えないって思った。
不備な点があって、お手数をおかけしたけれども、
暖かい励ましのお言葉も、いっぱいいただいた。
ありがとうございました。
カート、これでやめるもの、断然悔しいから、
もう一度、練り直して、再スタートしたい。
橋を渡ってみて、途中、川の中に取りこぼしたもの、
それをもう一度拾い上げて、その先に進みたい、と考えている。
といいつつ・・・
また、どこかで「間の抜けた」こと、やらかしそう・・・です^^;
・・・
全米オープンが始まった。
今回のコース、すごいコース。
ド素人が見ていても、難関コースだとわかる。
グリーンなんて、平らじゃなくて、山あり谷ありのグリーンだもの。
日本からは3人の選手がこれに挑む。
がんばって、まずは予選を通過して欲しいな〜って思う。
第一日目終了して、ちょっと厳しい状況・・・だけど、がんばれっ!