2020年11月
↑ 圓教寺摩尼殿
ロープウェイを降りたら、アップダウンの道を歩いて15分ほど。
我々は、バスに乗る。(往復で一人500円)
帰りは歩いたが、足に自信のない人は、バスをお勧めする。
摩尼殿は、階段を登る。
龍がお迎えしてくれる。
勤労感謝の日、祝日だから、日の丸が。
立派な建物だ。
上からの眺めは、素晴らしい。
(これぐらいの表現しかできないのが、悲しい)
紅葉は、正直なところ、少し遅かった。
1週間前ぐらいが、ピークだったのかな!?
軒下の部分。
木組み、誰が考えたんだろう・・・
奥にある、三つの堂へと歩く。
大きな杉の木のところで、オットの脚が止まる。
とにかく、歩くお寺だ。
もし、来られるなら、
歩きやすい靴と服装、バックパックがお勧め。
そして、飲み物と軽食(お昼にかかるなら)
できるなら、なるべく、お若い内に・・・
足腰が丈夫じゃないと、ここは、少し厳しい。
どこでもそうだが、
神社仏閣、観光地、歩けるかどうかが、ポイント。
奈良の室生寺の階段は、急で、かなりの段数を登った。
同じく奈良の長谷寺は、登りやすい階段ながら、それでも階段。
京都・奈良・鎌倉なども、一つ一つは、大したことないが、
全体的に、歩き回る。
あ〜、若いうちに、あちこち、もっと行きたかった、と思う。
が、まだ、歩ける。
しかし、残された時間は、あまりない、とも、思う。
金曜日、お昼、事務所を抜け出し、ちぃ〜ちゃんと、
カレーを食べに行った。
ここは、昔、整形外科病院だったところ。
リハビリ用に(たぶん)プールがあった。
そこを、リノベして、レストランスペースとなっている。
「ぱんちょり」さんのカレー、一度食べてみたかった。
エスニック好きのちぃ〜ちゃんも、絶賛のカレー。
サバカレーとポークカレーの、両方がけの欲張りカレー。
カレーの酸味がすごくいい。
柿のクミン炒めもおいしかった。
食後は、1階に移って、コーヒーを飲む。
まったりした、いい空間。
空間が広いし、ドアは開けっぱなしだし、
安心してのコーヒータイム。
カフェラテがおすすめというので、カフェラテにする。
久しぶりのカフェラテ。
おいしかった〜です。
ちぃ〜ちゃんのカフェラテの模様は、かわいいハート型。
わたし・んは・・・じみぃ〜な・・・普通柄・・・
心の中で、ニヤッと一人笑う。
ばあさんには、この普通柄、これが合うのか・・・と。
だが、よく見れば、この地味な柄、なかなかのおしゃれだ。
やはり、わたしは、こちらの柄が合う。
さて、ここの場所、この空間、すごく気に入った。
仕事で煮詰まった時には、お茶しに来てもいいかと思う。
なにせ、車に乗れば、10分足らず。
こんな、ちょっとほっとした空間を探す、逃げ場探し・・・
わたし、少し必要かも。。。
久しぶりに、チョー興奮する本に出会った。
「女ひとり、家を建てる」 ツレヅレハナコ 著
この表紙の写真は、ハナコさんのキッチン。
「なにがなんでも、台所命!」と言うハナコさん。
なにせ、台所に住みたい!って思っているぐらいだ。
その台所愛も、独特で、
「サイド光」サイドから射し込む陰影を感じさせる光、
これが、ハナコさんの最大のこだわり!
表紙の写真でもわかるように、台所の横から、光が射し込む。
この光が作る、光と影、これが彼女の愛するポイントだ。
あ〜、こんな本を読むと、わたしも家を建てたくなった。
いや、マジで、家を建てるか!?と、思ってしまった。
胸がドキドキするような、お高い運命のコートを買うとか、
そんな部類のお値段でないことは、十分承知だ。
が、が、が・・・
家が建てたい! と、この数日、夢にまで見る勢いだ。
・・・
ハナコさんの家は、本のタイトル通り、ハナコさん一人が住む家。
東京都内のJR駅から徒歩圏内、実際には徒歩7分の場所。
場所が場所だけに、土地代高いだろうな〜と、容易に想像がつく。
決して広くはないが、総2階建の家。
その2階建の図面を見て、あ〜、興奮するっ!
一人暮らしなのに、台所が2ヶ所あるのだ。
2階は、ハナコさんのプライベートの台所。
これが、表紙の写真の台所。
そして、1階の玄関土間にも、もう一つの台所。
ハナコさんの肩書は、本著では、フード編集者とある。
ご自身の料理本も数多く出している。
1階の台所は、将来、営業もできるような仕様となっている。
今は、まだまだ、だけど、いつか・・・
あ〜、あ〜、あ〜、またまた、わたしの妄想が独り走りする。
わたしも家を建てるなら、
1階の入り口は、絶対に土間にして、小さなキッチンを付けよう。
わたしの場合は、営業用のつもりは、ない。
今から、歳を重ねて、自分が出ていくのが難しくなったときを考えて。
人が、ふらりと訪ねて来られるような、
そして、
そのとき、玄関先だと、お互い気兼ねもいらない、だろう。
昔の家の、縁側のような、そんな気分の「玄関土間キッチン」があれば。
あ〜、考えるだけでも、楽しい。
と、この数日は、マジでそんな気になっている、
「夢多き少女」のような頭の、63歳のわたし、なのである。
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