久しぶりの五線譜。
今日は、頼まれた楽譜起こし(CDを聞いてそれを楽譜にする)をした。
詩と曲は、我らがシンガーソングライター、Tさま!
最初に聞いたとき、いい曲だよね〜、と思った。
今日は、楽譜にするために、まず、何回も覚えるくらい聞いた。
じっくり、じっくりと。
「キミがいたあの夏が またやってくる
この場所にたたずむ あの日のように
閉じ込めてしまった 物語よみがえる
キミを見たい キミに逢いたい
生きるために 寄り添った街・・・・・」
この詩の元となった一冊のマンガがある。
こうの史代さんの「夕凪の街 桜の国」
ヒロシマの原爆をもとにしたお話。
声高に原爆反対を訴える物語ではない。
自分の目線で、原爆とはいったいなんだったんだろう、
と考えさせてくれるお話し。
何回もCDを聴いているうちに、
曲と詩が、悲しいぐらい、切なくなるくらい、訴えてくる。
いい歌です。
こんな物語、みんなに読んでもらいたい。
こんな曲、みんなに聴いてもらいたい。
声高に原爆反対・・・・・などのパワーはないけど、何十年も前 我が家の焼け跡に立った気持ちだけは、二度と御免だ。 まして子供達孫達の時代に
起こることが無いように、願っています。