エスカレーター













↑写真は、ロシアのサンクトペテルブルグの地下鉄のエスカレーター。
デパートのエスカレータを5階から一気に1階に行くぐらいの長さ。
長いエスカレーターのため、速度がすごく速い。
そんなエスカレーターを、ふたつ乗って、やっと地下鉄乗り場に着く。

なんでも、冷戦時代、核攻撃を受けたときに、地下鉄乗り場を、
核シェルターにするつもりだったらしい。
ということで、地下鉄乗り場も広い。
国家高揚ムードの絵や彫刻などがあって、異様な雰囲気をかもし出していた。
サンクトペテルブルグでは、何度も地下鉄を利用したけど、
いつも、何か妙に緊張する場所だった。

さて、
話は、パニックになったプラハの地下鉄。
プラハはチェコの首都だが、旧共産国のチェコスロバキアだったところ。
今は、チェコとスロバキアに分離している。

チェコでは、家族経営のプチホテルを予約して泊まった。
チェコ最終日は、夕方発のミュンヘン行きの夜行列車に乗る予定。
荷物があったので、プチホテルからプラハ駅まで、タクシーを予約していた。

その日のランチは、最終日だということで、
プラハで偶然に見つけた、小さなチェコ料理のお店でランチを堪能していた。
ダンプリングという、じゃがいもと小麦で作っただんごのようなもの、
これがすごく美味しく、また、
ここのデザートのベリーのスープのお米のお団子添えも、よかった〜!
グラスワインと共に、素敵なランチ。
ランチが済んでみると、あらあら、タクシーを予約している時間が迫っている。

歩いてホテルまで帰るには、30分以上かかるということで、
急きょ、近くの地下鉄駅からホテルのすぐそばの地下鉄駅まで、
地下鉄を利用することにした。
急いで、駅に急行し、地下鉄に乗る、三つめの駅がホテル近く。
地下鉄を降りて、友達がエスカレーターを駆け上る。
サンクトペテルブルグほどでもないけど、結構長いエスカレーター。

「全然見たことない景色!」と、友達が叫ぶ。
後ろから私は、
「駅の反対側に出たんじゃない?」といいながら、駆け上ると、

そこは全く別の場所。ホテル近所の繁華街とは待ったく別の、森の中。
反対方向に、地下鉄を乗ったんだ!と気が付く。
急いで、反対側のエスカレーターを下り、中心街へと向かう地下鉄を待つ。
こういうときに限って、地下鉄が来ない、来ない、来ない・・・

タクシーとの約束の時間は、とっくに過ぎている。
プラハ駅で夜行列車に乗りミュンヘン駅へと行き、
その後、ミュンヘン空港からロンドンへと飛行機を乗り継ぐ予定。
もし、夜行列車に間に合わないと、その後の全てが変更となる。

やっとの思いで地下鉄に乗り、息も絶え絶えにホテルに戻ると、
ホテルの皆さん、タクシー運転手、全員でホテル前で待っている。
急いで荷物を取り、タクシーへと乗る。
その後、映画「タクシー」のように、タクシーはぶっ飛ばす!

途中、プラハ滞在中ずっと見たかった、現代建築が右手に見える。
私が、「きゃあ、ラッキー! あの見たかった建物よ〜!」って言ったら、
友達は、マジになって、不機嫌、怒り出す・・・まあ、わかるよ・・・

プラハ駅、まあ、これが広いし、わかりにくいし、
背中にバックパック、そして、手には大きなイギリスのお友達へのお土産バッグ。
これを持って、駅の中を、走る、走る、走る。

まだ、汽車はいる。よかった・・・ほっ。

それ以来、予約を取っている汽車や飛行機に乗るときは、
時間に余裕を持っていかなければ、と、心に誓ったのだが・・・
そうは、いつも上手くは行かないことばかり・・・