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大分県中津市にある、青の洞門へ行った。

小学生のころの道徳の本で学んだ記憶がある。
今の青の洞門は、車が通れるように大きく広げてある。

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途中、禅海和尚が実際に掘った場所も残っている。
大変だっただろうに・・・

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時間があったので、案内板にあった羅漢寺へと行ってみた。
お寺は山の中腹にあり、リフトで登って行った。

青の洞門もそうだったが、一月の平日の朝なんて、
誰もいない・・・私ひとり・・・
青の洞門も洞窟だし、ここも山の中のお寺、
何かが出てきそうで、こわごわ歩く。

出迎えてくれたのは、ここのご住職さんで、ちょっと安心した。

まったくもって何も知らずに行ったのだが、
ここは耶馬渓観光のハイライト!らしい・・・
秋の紅葉の頃はきれいだろうな〜と思う。

今回の九州の旅、
いつものように、オットの仕事の運転手として行った。

福岡・大分・熊本・宮崎・鹿児島、と言っても、
ほとんどが県庁所在地とは程遠い、県境のところを行ったり来たり。

さてさて、ここで今回考えたこと。

県境あたり、県境をまたいで行政区分が違うためか、
その行政区分ごとに、道の駅だとか、産直市だとかができている。
しかし、県境は越えるけれども、道路は一本でつながっている。
だから、車で走るちょっとの間に3つも4つも産直市がある。

以前は、道の駅のような産直市は、あまりなかったけれども、
町おこし、村おこしなのか、とにかくたくさんできている。
町や村にひとつづつ!?ぐらいの割合でできているのか、
このように、県境をまたぐようなところには、あちこちにある。

時間もあるし、そういうところを見て歩くのが好きだから、
あちこち車を停めては見て回るのだが、
ここはおもしろいっ!と思えるようなところが少ない。

はっきり言って、ほとんどが同じような感じ・・・

地元の特産品コーナーがあって、
役所が作った同じような地元の観光パンフレットが置いてあって、
地元の採れたて野菜販売コーナーがあって、
食事処があって、山菜うどんとか、ヤマメ定食とかがあって、
その横では、ソフトクリームも売っている。

漬けものとか、せんべいとか、試食用も置いてあって、
「ご自由にどうぞ」なんて書いてある、お茶があるところもある。

地元の観光アピール前線基地なんだろうけど、
いろいろ聞いてみると、案外と知らなかったりして・・・

とにかく、建物だけはご立派!

トイレも立派なウォシュレット付きで、
トイレットペーパーもちゃんとあって、ありがたいんだけど、
なぜか、100均のプレスチックの花が飾ってあったりして・・・
角にはクモの巣が見えたりして・・・

道の駅や産直所以外にも、町や村の立派な建物が多くある・・・
けれども、車を停めて中に入ろうとすると、
開いてなかったりするところ、多い・・・

建物を建てること、お金もかかるし、行政の支援がないと難しいと思う。
それから後、そこをどのように活用するのか、
これは、行政と地元の住民との知恵の出し合いなんだろうな。

このあたりが、今後の道の駅や産直市の生き残りのポイントになる、
そんな思いを持ちながら、九州の田舎をあちこちした。

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羅漢寺のリフトです〜! リフト大好き!
私だけだったけど、ちゃんと動かしてくれました。