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日経新聞掲載の「私の履歴書」今回は有馬稲子さん。
このコーナー、いろいろな有名な方が登場しているけど、
正直、興味深い人と、そうでもない方と、いろいろ。

有馬さんは、面白かった。

何がこのコーナーのおもしろさのポイントかと考えると、
恰好を付けずに正直に自分の人生を語った方のは、面白い。
ちょいとばかり恰好をつけた方のは、そうでもない・・・

さて、有馬さん、実は今日で最終回だったのだが、
ほんとうにおもしろかった。

この方、宝塚出身の美人の女優さん程度しか存じ上げなかったが、
読んでみて、その美貌の下にどれだけ苦労したか、
それを正直に書かれているところに、一種の感動を覚えた。

彼女、仕事面では成功したが、家族というものには恵まれなかった。
それが彼女の心に、
どれだけの「すきま」のようなものを感じさせていたか、
そして、今からのひとりでの老後、それとどう向き合うか、
この辺り興味深いところであった。

話はちょっと変わるが、
ある日彼女は、マンションに一階にある個人倉庫の中を見た。
2年前、引っ越してきた時に入れたもの、
彼女の思い出の品々、大事なもの、だったのに・・・

彼女は全くそれを必要としないし、今から使う予定もない。
ということで、全てを処分した。潔い!!!

そして、彼女は、今は、高齢者専用マンションに住んでいる。
ここでは、食事の時間は食堂に出向き、
入居者と共に食事を楽しんでいる。
他人なのに、それがどれだけ彼女に安らぎを与えてくれるのか。

こんな世界があるなんて、思ってもみなかった・・・との感想。

今では、マンション内の敷地の中に、小さな花壇を作り、
そこで花の世話をしながらの生活。
花の世話で、人からありがとうと感謝され、
それがうれしいと書いてあることで、
今回の彼女の「私の履歴書」の最終回を締めくくっていた。

大女優で生きてきた彼女、
高齢者マンションで、他人と共に生きて行く道を選んだ彼女、
なんだかとってもかっこいい!

今回の最終回に、彼女なりのおちゃめな部分。
もしここでの生活が長くなったら、その部分の生活、
また「私の履歴書」で紹介するわ〜っていうところ。

ぜひぜひ読んでみたい。

高齢者マンション、楽しいこと、いいことばかりでは、ないはず。
その辺り、正直な有馬さんに、率直な経験談を書いていただきたい。
ぜひぜひ、長生きして、次の「私の履歴書」を書いてほしいと思った。

有馬さ〜ん、期待して待っています〜♪