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「病気になりやすい『性格』」

性格により、病気になりやすいか、なりにくいか・・・!?

この本で、一番最初に述べている点がある。
喫煙者の肺がんになる率は、非喫煙者に比べて高い。

が、しかし、
全ての喫煙者が肺がんになるかというと、そうではない。
ヘビースモーカーだって肺がんにならない人もいる。

また、非喫煙者であっても、肺がんになる人もいる。

つまり、Aという傾向がある人が、Bという傾向のある人よりも、
○○に関して、「そうなりやすい」と言うことがあっても、
全てのAの傾向の人が、そうなるわけではない。

なる人もいれば、ならない人もある。

まずは、この辺りをしっかりと把握しておかなくてはならない。

次に、
では、自分の性格がわかって、それが特定の病気になりやすいとすれば、
いったいどうすればいいのか・・・?

全く悲観する必要はない。

喫煙者の例のように、全てのその性格の人が、
その病気になるとは限らないのである。
しかし、その病気になる傾向はある。

自分の性格の「傾向」を、自分で知り、それに対処していく。
これが、筆者の一番言いたいことではないかと、私は考える。

以上が、この本のざっくりとした、「わたしの要約」・・・
この要約が、正しいかどうかは、知らん・・・わからん・・・
自己責任で受け止めてください・・・by 無責任な性格のわたし

以下、私がおもしろいと思ったこと。

この本では、
肥満・がん・心筋梗塞・認知症についての、
それぞれの、なりやすい性格について述べている。

研究者らしく、研究のデーターを元に、
性格と病気の相関関係を、わかりやすく本書では説明してある。

一番おもしろかったのは、認知症について。
ある意味、今、中高年以上の人が一番恐ろしい病気なのかもしれない。
と言うか、私は、これが今のところ、一番怖い・・・

この私が、この性格の私が、認知症になったら・・・・・・
考えただけでも怖い・・・
周りの人は、もっと怖いと思うけど・・・

ここから先は、私が読んで理解したと言うことなので、
疑問のある方は、本書をしっかり読んで確かめてほしい。
あくまでも、私が読んで、私の「脳」で理解したことだから・・・^^;

さて、認知症には、脳が大きく関係すると言われるが、
その脳が、壊れて行くときの段階(ステージ)がある。

不思議なことに、ステージ1でも認知症が表に出てくる人、
ステージ4でも認知症が表に出ない人もいる、
ということが研究でわかったらしい。

もちろん、ステージ4の方が、ステージ1よりも、脳の損傷は重い。
では、なぜそんなことが起きるのか?

「予備脳」があるかどうかが問題らしい。

脳の本体が壊れても、予備脳が「予備」として働いてくれるという、
何とも不思議な人間の身体の「安全システム」があるらしい。

だから、予備脳が多い方が、いいと言うことになる。
ありがたいことに、この予備脳、増やせることがわかっている
では、この予備脳をどうやって増やせばいいか・・・

幼少期の生育環境がいい・学歴が高い・頭を使う職業に従事、
以上の人に、予備脳が多いらしいことはわかっている。

えっ、じゃあ、じゃあ、じゃあ、私はどうすればいいの〜?
って言う人も、心配しなくていい。

中年から高齢期にかけて、次のような人は予備脳が多いらしい。
社会的ネットワークが豊富で、活動的な生活をしている。

つまり、
脳をよく刺激した生活をすると、予備脳が増えるらしいのだ。


ちょっと待ってよ〜?
性格と病気の話じゃなかったの?
脳を刺激する生活をするって、性格と関係あるの?

1冊の本を全てここで説明するのは、私の脳の状態では無理・・・
だから、大胆過ぎるぐらいに言っちゃうと・・・

性格により、病気になる傾向にある人は、
そのような病気にならないような生活をする。行動をする。考えをする。

そう、
性格は容易には変えられない・・・
しかし、
生活の行動パターンは変えられる。
考え方だって変えられる。

そして、最初に喫煙者の肺がんになる率を書いたけど、
もし、そのような性格であっても、
全ての人が、その病気になるとは限らない。
なる人もいれば、ならない人もいる。

ただ、そのような病気になりたくないなら、
健康で元気に長生きしたいなら、
自分の性格を踏まえ、
生活を変える、行動パターンを変える、考え方を変える。

以上が、私の脳の限界範囲の説明です・・・
かなり、しょっ引いて話しは進んでいますので、
?と思うところもいっぱいでしょうが・・・
後は、本書を読んで、みなさまの脳で理解してください。

夏の暑い日、こんな本を真剣に読んでみるのもおもしろいです〜♪

☆本を読んでばかりでも、家の仕事は前に進みましぇ〜ん!
 今日は、ちょっとばかり涼しそうだから、お掃除「も」しなくちゃ!
 身体活動も家事も、認知症防止にはいいそうですから・・・

☆朝から、みそ汁を作るオットに、
 「おおっ! 予備脳を活性化させ増やしているねぇ〜!」
 と励ました。。。
 私はその間、知的活動である、新聞を読んでいた・・・