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最近の話し・・・

ご無沙汰している方に、お手紙を書こうと思った。
メールでも済むんだけれども、秋風のせいか、お手紙、と思った。

便箋を出して、お気に入りのペンを出して、書き始めたら・・・

あれ〜っ? 字が二重に見えるぞ・・・
目をこすってみる。
もう一度見る。
あれ〜っ? やっぱり、字が二重に見えるぞ・・・

老眼だもんね・・・ わたし、53歳。

わたしの老眼は不思議な老眼で、検査では老眼なんだけれども、
めがねなしで、針穴に糸が通せる。
ミシン針に書いてある、ミシン針の号数も、めがねなしで読める。

塗り薬に書いてある、説明書だって読めるし、
洋服のタグの小さな文字だって読める。

小さな字を読むとき、薄暗いときはちょっとしんどいけれども、
光さえあれば、二重に見えることもなく、読める。

でも、お手紙に書く字が二重に見えるってことは、
やっぱり、老眼だよね・・・

って、イマイチ納得いかなくて・・・
そばにあった、小さな文字が書いてあるものを読んでみた。
あれ〜っ? これは、二重に見えずに読めるよ。

もう一度、お手紙に戻る。やっぱり二重。

結果発表!
読むときは読めるけれども、書くときは二重に見えるんだ・・・

その理由は、わからないけれども、
きっと、脳の中の何かが、お歳のために疲れてきちゃったのかな?
書くって部分の脳の何かがねぇ・・・タメ息・・・

観念して、老眼鏡を出してきて、(一応持っている)
それをかけて手紙を書き始めると・・・
頭が痛くなる。

老眼鏡、絶対に合ってないよね・・・
作りなおさなくちゃねぇ・・・
って、普段の生活に困らないから、10年前に作ったのがそのままなの。

なんやかんやで、お手紙をペンで書くの、ギブアップ。
いまさら、メールも悔しいので、パソコンで手紙を書いた。
それを、封筒に入れて送った。
なんだか、変だな〜って思いつつも。

お手紙を出した方から、お返事が来た。
字が二重に見えたことなども書いたら・・・その、お返事が来た。

その文、そのまま拝借して・・・以下、お手紙より抜粋

「『老眼』のことなど、一つ一つ妙に納得。
 ほんとうに、そうしながら妙に落ち着いてくるのですネ・・・
 体力の劣化、等々・・・
 『妙に納得』が、50代かもしれませんよ(笑)」

「妙に納得」していくのが、50代なのか・・・
と、ひとりほくそ笑んだ・・・

この前、大竹しのぶさんを追いかけたテレビが、BSであった。
大竹しのぶさん、たぶん、私と同じ歳。
1957年7月17日生まれ。わたしより、10日若い。

とにかくパワフル。そして、よく考える人だと思った。

番組の中でのインタビュー、歳を感じることはありますか、の問いに、
「ぜんぜん・・・
 動いたり、走ったりするの、若いころと変わらない。
 ぜんぜん困らない。
 でも、しわが増えてきたとか、肌のつやがなくなったとか、
 それは、感じますよ。ふふふ〜」

全く同感。
身体を動かすことは、不都合は感じない。

しかしながらも、
増えたものは、しみ、しわ、お腹周りの肉。
失ったものは、肌のつやとはり、髪の毛のつや、髪の毛の本数などなど。

こんなことを、「妙に納得」しながら受けとめていく、
それが50代かもねぇ・・・


☆お返事、手書きのはがきで来ました。
 はがきもいいですね。手元に置いて、何度も読み返せる。
 パソコンのメールも便利いいけれども、
 手書きのはがき、なんだかいいな〜。
 お手紙が書きたくなった・・・めがね買わなくっちゃね!