昨日は、孫のみぃ~ちゃんが遊びに来た。
熱心に挑んでいるのは・・・ 初めてのはさみ。
折り紙をチョキチョキ、チョキチョキ、チョキチョキ、
ものも言わず、わき目も振らず、
パパがお迎えに来るまで、1時間ほどはさみで切っていた。
息子の時もそうだったんだけど・・・
いわゆる「知育雑誌」などの付録の工作、あれが、嫌いだった。
決められた通りの手順に従って、モノを作る・・・
想像性も何もあったものじゃない・・・決められた通りは、イヤだ!
そんな考え方、ある意味、あまのじゃく的かもしれないが、
とにかく、嫌だった。
だから、息子が小さい頃、とにかくその辺りにあるもので、
工夫をしながら、何かを作るっていうのが好きだった。
できあがりは、もちろん「知育雑誌」などの出来に比べると、
稚拙だし、荒っぽいし・・・
だいたい、これで終了出来上がりってところがないから、
どこで終了とするかは、子供が決めるところだった。
この、家にあるもので作る工作、近所の子どもたちにも評判がよかった。
だから、工作の日は、我が家、たくさんの子供でいっぱい。
後片付けは、かなり大変だったけどねぇ・・・^^;
それに、
その何かわからないものを作って、得意げに持って帰った子供たち、
その家では、かなり迷惑だったみたいだったけど・・・^^;
そうそう、持って帰ると叱られる子どもたちもいて・・・
そういう子は、我が家のふすまに、勝手に作品を飾っていた^^;
さて、そもそも、なぜ?はさみを使わせたかというと・・・
朝から大根を煮た。
厚くむいた皮、これをベランダで干して漬けものにしようと思った。
昼過ぎ、かなりいい感じに乾いている大根の皮を見て、
切干大根にしてもいいかな~と思った。
みぃ~ちゃんのおままごとの相手をしながら、
包丁での切干大根切りは、難しかった。
キッチンはさみでチョキチョキ大根の皮を切りながら、
いっしょにおままごとをしていると・・・
「ばんたん~(ばあちゃんの意味)、わたしにも、それさせて・・・」
って、言ってきた。
これねぇ~、ちょっと無理かな・・・
ということで、メモ用紙と、我が家にある一番小さなハサミを渡した。
それで、メモ用紙を切るんだけれども・・・
もう、見ている方が冷や汗が出そうに、危なっかしい・・・
そんなこんなで・・・思い切って、
バスに乗ってそごうまで、子供用はさみを買いに行った。
はさみ・色折り紙・クレヨン・ノート・シールを買って、
また、バスに乗って帰ってきた。
帰って来てから、ハサミの持ち方を教えた。
切り過ぎると、左手の指、ちょっきんって切れちゃうよ、
切れたら血が出て、痛いよって・・・
それもついでに教えた。
チョキチョキ、チョキチョキ、チョキチョキ・・・
紅白歌合戦の紙吹雪作りのバイトができるぐらい熱心に、チョキチョキ。
あれほど欲しいっと言った、キラキラのシールもそっちのけで、
はさみに没頭・・・
たくさん切った色紙、ばんたん、捨てずに取っておくからね。
今度は、これを使って、貼り絵をしようね。
ぺたぺた、ぺたぺた貼るんだよ。
ノートに貼ってもいいし、ペットボトルに貼ってもおもしろそうだね。
でも・・・
糊でべちょべちょべたべた・・・になりそうだね^^;
そんなこんなで、冬の寒い一日、
こうして、みぃ~ちゃんとばんたんの一日は過ぎたのでした。