朝ごはんの片づけの時、野菜を洗っておく。
時間があれば、刻んでおく。茹でておく。
もっと時間があれば、一品作っておく。
このひと手間が心に余裕を持たせてくれる。
特に、忙しい時ほど、ありがたく感じる。
さて、野菜を洗っておくとき、使うのが、ざる。
最近、若い人から続けざまに言われた。
「いいですね〜、ざるが。洗った野菜が、絵になりますね〜」って。
うん、確かに、金ざるに入れておくよりかは、絵になるかも・・・
でも、ちょっとお高いんだよね、こんなざる。
手作りだからしょうがないんだけどね・・・
茶碗かごが欲しいな〜って思っている。
いいのはやっぱりお値段がそれなり。
クリスマス、サンタさんにお願いしようかな〜。
茶碗かごが欲しいです〜って。
・・・
先日、テレビで産直市のことをやっていた。
地域の特色を生かし、人を呼び、高齢者が元気になる。
この3つのいいことがあるって、盛んに言っていた。
確かに、その通りだと思う。
産直市に野菜を運びこんでいる人、たいてい、お歳を召した方。
この方々、現金収入が得られるということで、
畑仕事に生きがいを見出しているみたいなのだ。
うん、これは、なかなかいいことだな〜って思う。
新鮮な野菜ができるから、街から人が来る。
その人たちが、野菜を買う。
買うから、また作る、作るから、高齢者が元気になる。
いいことの循環みたいだ。
今では、その産直市だからこそ、という特色を出し、
産直市乱立気味の中、生き残りをはかっているなどなど、
テレビでは、おもしろい報告をしていた。
・・・さてさて、水を差すわけではないが・・・
最近、この産直所、ちょっと気になることがある。
いやいや、わたしの勝手な思い込みなのかもしれないが・・・
山本さんの野菜、正直なところ、虫がいたり、葉っぱが虫食いだったり、
農薬を使わずに作るって、こんなことなんだ〜って知らされる。
正直、洗うの大変だな〜って思う時もあるけど、
それでも、農薬まみれの野菜とは比べられないほどの、ありがたい野菜。
産直市の野菜、
以前は、こんな虫食いだったり、虫がいたり、
それとか、サイズもバラバラ、曲がったり、折れたり、いろいろだった。
最近の産直市の野菜、
きれいな野菜が多いんじゃないのかな・・・と感じる。
テレビのレポートでは、
見た目の悪い野菜は、イエローカード、レッドカードが出されるらしい。
へぇ〜〜〜って思った。
だから、農家の人は、見た目のきれいな野菜を出荷する。
そうして、産直市のレベルを保つ、らしい・・・
消費者的には、見た目、きれいな野菜は、うれしい。
でも、例えば、ほうれん草。
サイズも同じ、虫食いもなし、まっすぐきれい。
これって、これって、どうなんだろう・・・
産直市のテレビでは、「作り手」の目線での産直市レポートだった。
産地にとっては、いいことずくしのようなことだったんだけど・・・
「作り手」がいれば、「買い手」つまり、消費者がいる。
この消費者からしてみれば、
新鮮・安心安全・安い、この三つは確保して欲しい。
見た目で、新鮮か、安いか、これは見分けることができる。
しかし、安心安全、これは、消費者は見分けられないのである。
だから、産直市では、この辺りの徹底もして欲しいな〜って思う。
☆正直なところ・・・
いいものは、安くはないと思う。
手間暇かけたものは、そんなに安くできないと思う。
だから、消費者も、安さだけで飛びついてはダメだ、と思う。
きれいで、安い、野菜たち。
もし、もし、それを簡単に、安価に作るために、
わたしたちにわからない、何かが使われているなら・・・こわい。
作る方の方、考えて欲しい。
そして、
買う方も、安けりゃいい、って考えを変えなくちゃいけない。
素敵なざるですね。
本当野菜が恰好よく見えます!
虫食い野菜は
無農薬のしるし…
ずっとそう思っていましたが…。
最近(といっても1年前くらい)
生ごみ先生と呼ばれる
吉田俊道さんの著書を見て
びっくりしました。
虫は地球のお掃除屋さん
だというお話。
人間が食べられないような
いわゆる不健康でまずい物を
食べて分解浄化するのがお仕事なのだとか。
虫がつく野菜には土の不健康さ等
大なり小なり何らかの問題がある場合が
多いそうです。
素人の身ではうまく説明できませんが
この説は最近になって世界の
研究者たちの研究課題となって
虫と農業のあり方を見直す動きがあるそうです。
ご興味があればぜひご一読ください。
とても判り易く書かれています。
「生ごみ先生の元気野菜革命」
吉田俊道 著
(もしすでに読了済みでしたら
すみません…)
あ、別にまわし者というわけではありません(笑)
でもこの農法を実践されている
農家の方の野菜を頂きましたが
本当に美味しかったです。