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↑のどぐろの刺身、忘年会で食べたもの。
美味しかった〜〜〜!

だから・・・

年末年始に、無理して、お刺身なんていらない・・・と思う。
そう思うのは、わたしだけ!?

一年中、おいしいものが手に入る。
もちろんお財布との相談でだが・・・
日々の生活の中では、普通のごはんだけけど、
たまには、ちょっぴり贅沢ごはんもいただく。

だから、なにも、お正月におごちそうを食べなくてもいいと思う。
そうは言っても、
お雑煮・かずのこ・くろまめ・カブのおなます・ごまめ・・・
その程度は用意するかな?
お煮しめなんて、毎日のお弁当のおかずだもんねぇ・・・

いつもの年は、年末年始、お魚屋さんに頼んでお刺身を作ってもらう。
このお魚屋さん、すごいお魚屋さんで、
年末から年始にかけて、ほとんど寝ずにお刺身を作る。
で、元旦の朝、お刺身を取りに行く。

今年は、出遅れてしまって・・・
今からじゃあ、もう、我が家の分のお刺身はないかもしれない・・・

まあ、いいか・・・とも思っている。

その代わりと言えばなんだけど、
ローストビーフのお肉だけは予約を入れた。
お正月、ローストビーフと赤ワインなんていうのもいいかも!?

なんてなんて、勝手に思っているんだけど・・・どうだろう。。。

・・・

今朝の日経新聞、岸本葉子の「シングル・老いの支度」に、
お正月のことが書いてあった。

実家には父だけが住んでいるから、
28日から帰って、掃除、正月準備をするらしい。
だから、年末年始は忙しい、と。

それでも、父も母も、ひとりで正月を迎えることはなかった、と。
でも、自分はどうなんだろう?
岸本さんは、現在シングル。だから、将来は・・・?と思っている。

さて、つい先日のことだが・・・

フィットネスクラブでお話しをする人、そう多くはない。
その中で、感じのすごくいい人がいる。Oさん。
彼女とは、食べ物の話しでいつも盛り上がる。

といっても、グルメの話なんかじゃなくて、
大根をどう煮たら美味しいだの、今旬のお魚はなんだの、
などなど、いわゆる日々のおかずについて談義が楽しい。

お歳の頃、たぶん70代だと思う。

この前話してわかったことだけど・・・
彼女はひとり暮らし。お正月もひとりで迎えるという。

暮れの最後の日、三越に行こうと思っていると・・・
少しずつのおせちがあればいいから、
三越で、気にいったものだけ少しずつ買うの、と。

ふ〜うんって、その話しを聞いていた。

おひとりなんだ・・・

わたしも、いつかはひとりでお正月を迎えるかもしれない。
その時は、三越に行くのかな?
元気だったら、お正月から、ローストビーフを焼くかもしれない。

そう、おひとりさまでのローストビーフ。
すごく贅沢な牛の塊を買って、赤ワインを抜いて、
ひとりでいただく・・・!

いいかも!?

でも、やっぱり、誰かに来て欲しいと思うし、
出来れば、誰かに呼んで欲しいと思うし、
ひとりよりも、誰かとのほうがいいと思う・・・

昨日、近所のスーパーの店主の奥さんと立ち話。
彼女が言うには、
「おいしいものがあると、人が寄ってくるよねぇ・・・笑」って。

確かに、それは言えている。

お正月、たとえ、おひとりさまでも、
もし、ローストビーフを焼くって言ったら・・・
いっぱい人は来るかもしれない! たぶん、来る!

そのためには・・・

年をとっても、ローストビーフを焼く体力と気力、
そして、財力がなくちゃなぁ・・・

などなど、いろいろと、おひとりさまのお正月を思った、今朝です。

・・・

誰かが、何かに書いていた。

年を取るとは・・・孤独と付き合っていくことだ、と。