キャンプから帰った、その次の日、今度は西へと車を走らせる。
オットの仕事での九州行き。
実家に二日泊った。
オットが仕事に行っている間に、わたしは母と博多へと出かける。
いったいどれぐらいぶりに、母とふたりで博多に行くかな?
覚えてないぐらいの昔に行ったきりだと思う。
さて、博多に行った理由は・・・
朝から、母がいろいろな服を持ってくる。
昔の服が好きだけれども、サイズ的にダボダボだから・・・と言う。
そこで、
これは、ああリフォームした方がいいよ、
それは、こうリフォームした方がいいよ、
と、リフォームのアイディアを出す。
今風の、そんなモノが一枚あるといいねぇ〜と話す。
台風一過、秋風が吹き、出かけるのもそんなに苦じゃない気温。
「博多に行こっか!?」と急きょの博多行きを決める。
西鉄天神まで、特急で30分あまり。
そこから、博多の「ヨーガンレール」へと行ってみる。
軽いはおりものを探す。
母は、159センチ、いや、今は縮んでもう少し背が低くなっている。
それでもって、体重は、やっとこさの40キロぐらい。
だから、お店の中でも、ちょっと小さめのデザインを選ぶ。
最初に選んだジャケットは、いい感じ。
前は全開だから、気軽にひっかけられる。
次に、かぶって着るひざ丈チュニックニットを着てみる。
あらあら、すごく似合う。
Vネックで、胸と背中にタックが寄っていて、いい感じ。
はいて行った、母お手製の「はきよかパンツ」ともいい感じ。
季節に合わせて、
中にTシャツとか、薄手のハイネックセーターとか着て、
その上から、ばさっとかぶって着れば、チュニックだから、
お腹周り、おしり周りが隠れて、いいバランスとなる。
パンツも、ワイドパンツから、テーパードパンツまで、
いろいろと合わせて着られそう。
靴も、今の靴でしっくりきそう。
寒くなったら、前にヨーガンレールで買った、
パープルのカシミアの長めのカーディガンジャケットとも合いそう。
母の手持ちの、短めのカーキのジャケットとも合いそう。
うん、これなら、季節が動いても、いろいろと組み合わせて着られそう。
値段も、ヨーガンレールにしては、いい感じの値段。
で、これに決定。
その後、お店のお姉さんお勧めの和食のお店でランチ。
その後、コンランショップを見て(見るだけ)家に帰った。
・・・
79歳、何を着ていいのかわからない、と母は言う。
だから、普段は、地元のデパートの行きつけの店で買う。
ここのメーカーは、「よそゆき」の服が中心。
ちょっと「かしこまった」感じの服が多い。
母の年代の人には、こんな服が安心なのかもしれないが、
でも、実際のところ、
「よそゆき」や「かしこまった」感じの服、
そんなものを着る機会は、母たちの年齢にはあまりないのだ。
もう少し「くだけた」感じで、
「家着の延長上」にあるような、それでもって「ババくさく」なく、
「ちょっぴりおしゃれ」な服が欲しい。
そして、何よりも、「軽さ」と「着やすさ」が欲しい。
そんな服、わたしの知っている限り、あまりない。
そんな中では、「ヨーガンレール」がまあいいかな、と思っている。
ただ、「ヨーガンレール」のラインは、やや大きめだから、
母の場合、細めのラインの服を選ばなくてはならない。
昨日は、そんな服がどうにか見つかった。
他の、お歳を召した人は、どんな服を選んでいるんだろう・・・
・・・
敬老の日の発表。
すごい割合の老人人口構成比。
それも、女性の割合が多い。
なのに、そんな女性が着る服がない・・・ってどういうこと!?
だったら、作るしかない!?
えっ!? わたしが作るしかない!?
えっ!? そんなこと言っても、洋裁の知識、そんなにないよ。。。
じゃあ、今から勉強する!?
いやいや、まさか。。。
いやいや、できるかも・・・
いやいや、やるしかないかも・・・
・・・って、いったいどうなのよ・・・いまさら・・・・・
〜〜〜ふ〜ん、考える〜〜〜
センスが良い人だなと思っていたけど・・・やはりね。
こんな娘さんがいたら、お母さんは頼りがいがありますね。
79歳お元気でオシャレな方なのですね。