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☆え〜旅行の話し、ずっと続けた方がいいんでしょうか・・・
 日々のことも、ぼちぼち書きたいとも思ってますが・・・
 今日は、いちおう、続きを書きます。
 
・・・

さて、スコールが来る前、タクシーに乗ったわれわれ、
ペナン島で一番高級なホテル(その当時)へと向かう。
ホテルに着く頃には、スコールも止んで、やれやれ。

そのホテル、確かに立派なホテルだった。
立派な車止め、その奥には、ず〜っと向こうまで見渡せるロビー。
南国のリゾートホテルのロビーにふさわしく、
オープンエアの開放的なロビー。

そこを入って行くと・・・
中から、偉そげな人が出てくる。
ホテルの支配人!?

ホテルに空きルームがあるかどうか聞くと・・・
即座に、今日は満室だと言う。
困ったような顔をすると、隣に、値段の安いホテルがあるから、
そちらに行ったら、と、なんとも優しいアドバイス。

ハンターと顔を見合わせる。
お互い、心の中が、だいたいわかる・・・
それでもって、その高級ホテルのロビーを後にする。

外に出た瞬間、2人、顔を見合わせて、大笑いする。
「絶対に、今日、あのホテルに空き部屋、あると思う!」
「うん、我々がしみったれた格好をしているから、断ったと思う。」
「まあ、この恰好じゃしょうがないよねぇ・・・大笑」

なぜか、ハンター、ここでは機嫌を悪くせず、
なんともすがすがしいような顔をして、隣のホテルに素直に向かう。

その隣のホテル、
  高級ホテルの支配人が言った、
    値段の安いホテル・・・

なんとも、なんとも、われわれの予想を裏切るような外観のホテル。
隣の安いホテル・・・のフレーズから、ボロホテルと思っていたが、
新品のピッカピッカのホテル。

正直、隣のペナン島一の高級ホテルよりか、
外観はうんときれい、スタイリッシュ!
まあ、確かに、規模としては、プチホテルなのだが・・・

フロントに行くと・・・スタッフ一同バタバタしている・・・
あれれ、なんとも雑然とした感じがする・・・
あれれ、どうしたのかな?

なんでも、かんでも、そのホテル、明日オープンだと言う。
へっ!? 明日!? 明日なの・・・

こういう時、わたしは、まず引き下がらない。
明日っていうことは、もう、ほとんどできているに等しいでしょ。
だから、今日、泊めてちょうだい!ってお願いする。

まあ、この辺り、
東南アジアのゆる〜い感じの、キャパシーティーの広さを感じる人たち。
まだ完ぺきじゃないけど、それでよけりゃ、泊りなよ・・・って感じ。

なんでも、今晩は、プレオープンで、出資者の人たちを含め、
関係者たちを招待していて、レストランとかも開いていると言う。

部屋は、ホテル本館だと、いくらだと言う。
でも、わたしは、見逃していなかった。
いやいや、あちらの別館のような、海に面した部屋に泊りたいと言う。

若干の値段の差だったので、海に面した部屋に泊ること決定。
海に面した部屋からの眺め、↑写真の眺め。

やれやれ、宿が決まった。
それから、大事なことがひとつ。
明日、朝一便の飛行機に間に合うように、タクシーの手配を頼む。

部屋は、まさにピッカピッカ。
われわれが、第一号のお客さまだからだ!
やったね!

部屋に飾る絵は、まだ壁掛ってなくて、ベッドの上に置いたまま。
まあ、こんなことは、どうでもいい。

まずは、すっきりしたい。
開放的な立派なバスルーム。それに、たっぷりのお湯のシャワー。
ふわふわふかふかの厚手のバスタオル。

幸せ〜〜〜 

ほんの2時間ほど前、
あの土ぼこりが舞いあがる、バスセンターの前で途方にくれたことが、
信じらぁ〜れなぁ〜いぃ〜〜〜

お湯がガンガン出る場所では、洗濯をする。
これ、バックパックの旅の原則。
次、どんなところに泊るか、そんなことがわからない。

バックパックの旅では、洗剤と洗濯ロープと洗濯バサミ、
それから、クリーニング屋さんでくれる細いハンガー、
あれが必須アイテム。

部屋の隅のフックを探し、洗濯ロープを張り巡らせ、
そこに、洗濯したものを、ハンガーにかけたり、洗濯バサミでとめたり、
とにかく、洗えるものは、全部この場で洗っておく。
クーラーをかけたら、明日の朝までには、完全に乾く。

すべてを終わって、外に出ると、写真のような夕日が見えた。
ちょっと付近を散歩して、ホテルのレストランに向かう。

どうも、ここのオーナーがオーストラリア人のようで、
オーストラリア人がそこらじゅうにいっぱいいた。

レストランは、フレンチっぽいメニュー。
オーストラリア関係なのか、チーズやラム料理が充実していた。
ラムをオーストラリア赤ワインと共に頼む。
もちろんチーズもいっしょに。

ハンターと赤ワインを飲みながら・・・

バタワースの駅で途方に暮れたこと、
フェリーの上で風に吹かれながら心細くなったこと、
バスセンターの前で絶句したこと、
シンガポールエアラインのマークが見えたこと、
気のいい中華系の旅行代理店のおばちゃんのこと、
隣の島一番の高級ホテルのこと、
などなど、今日一日を振り返って、大笑いする。

食事も済んで、波の音のするカフェでくつろいで、
いい気分で部屋に帰る。

部屋に帰ると、ベッドの上の絵が、ちゃんと壁に飾られている。
部屋には、洗濯ものを目いっぱい干していた・・・
あらあら、見られちゃったわね・・・苦笑

さてさて、早く寝ましょう。
明日は、朝一で起きて、飛行機に乗らなくちゃ。
予定よりも、うんと早くバンコクに行くけど・・・
その後、どうする・・・

う〜ん全然わかんない・・・ってハンターが言う。

・・・だろうなって思う。
だって、なんにもわかっちゃいないはずだもの・・・

明日には明日の風が吹く。
今日考えなくていいことは、今日考えない。
明日、また、出たとこ勝負で考えよう〜っと!

・・・と、ひとり思う。

ハンター、君はいい相棒だけど・・・
明日の心配なんて、全くしてないよねっ・・・
って、するはずもないっかぁ・・・
あっ、もう寝てる^^;  愛すべき相棒ハンター

・・・

とにかく、こんな、あてのない旅の時・・・
明日のことを考えても、無駄なのだ・・・
何が起こるか、明日にならないとわからない。

明日何が起こるか・・・
うん、また、何かが起こる。これ絶対。
その何かが起こってから、考える。
それでいいのだ。

さてさて、
後から、ハタと考えた・・・

ペナン島一番の高級ホテルの支配人、彼のお勧めのお隣の安いホテル。
もしかして・・・

われわれが行ったホテルじゃないかも・・・

もしかして・・・
「そっち」隣じゃなくて、「あっち」隣だったかも・・・
真相は、いまだ不明。

我々としては・・・
結果オーライだったってこと。

旅は、本当にわかんない・・・
いつも、いつも、こんな感じ。

ある意味、明日をもわからない、人生みたいなものかも・・・