今回の京都で、一番行きたかったところ、南禅寺。
地下鉄蹴上駅から、歩いてすぐ。
ここの三門は、
石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな・・・」と言ったところ。
この門の上に上がってみた。
急な階段を、よじのぼる・・・って感じ。
三門の上から、京都市内を見る。
この門ができた当時は、京を見下ろす、「絶景」だったんだろうな〜
写真左手に見えるのは、昔の都ホテル、今、ウェスティンホテル。
ちょっとレトロな感じが漂うホテル。
南禅寺にある、水路閣。
ここが一番のお目当ての場所。
琵琶湖疎水(琵琶湖から水を引っ張って来ている水路)が、
ここ南禅寺の境内を走っている。
これが、どうなっているのか、見たかった。
水路閣の上は、このようになっていた。
水が今でもちゃんと流れている。
この水、どこから流れているのか、上流へとたどって歩いてみた。
水路閣の上を歩くから、高くて、おまけに濡れていて、怖い。
気をつけながら歩いて行くと・・・
ずっとこのような水路が続く。
ずぅ〜っとたどって行ってみたかったけれども・・・
やや怖くなって、引き返す。
水路閣を降り、南禅寺から、地下鉄蹴上駅方面に戻る途中、
水路の上流に当たるところを、ぐんぐん登って行くと・・・
インクラインと言って、疎水利用の船が利用した、
船専用!?のレールが見えてきた。
京都市内へと、ぐぅ〜んと下がっているレールが続く。
国内、現存するのは、ここだけらしい・・・
このように、船を台座に乗せ、京都市内へと下って行ったらしい。
何でも、京都市内への下り傾斜角が大きなため、
水路利用では、船が下れず、船をレールに乗せたという。
インクラインの船の説明板。
疎水の上流をぐんぐんたどって行くと、
最後は遠くに見えるトンネル。
山の中を、琵琶湖疎水が貫いていることを確認。
ずっと行きたかった南禅寺の水路閣。
今回、京都側の疎水出口まで見届けて、満足、納得!
さあ、後は、どこでも、オットの行きたいところに行きますよ〜。
インクラインから見た京都市内。
びっくりするくらい大きな虹がかかっていた。
ラッキーなこと、あるかなぁ〜〜〜?
☆旅というものは、わたしの経験値からして・・・
思ったことの半分、いや、4分の一できたら、行けたら、いい方。
これで十分と思うことにしている。
あそこも行きたい、ここも行きたい、
あれも見たい、これも見たい、
あれも食べたい、これも食べたい、
あれも買いたい、これも買いたい、
などなど、いっぱい思っていても・・・
それはそれでできるかもしれないが、かなり忙しい旅となる、
または、思ったようにならず、結果、ストレスになる。
それよりも、
本当に行きたいところ、見たいところ、食べたいもの、買いたいもの、
それぞれひとつずつぐらいにしておいて、
後は、行き当たりばったりを楽しむ。
それの方が、旅を楽しめるような気がする。
もちろん、それぞれ個人の思いだから、人それぞれだろうけど・・・
とにもかくにも、わたしは、
あれもこれも決めて、スケジュール通りに回る旅は、苦手。
今回の旅も、わたしのポイントはここだけ。
行きたい場所は、両手で数えきれないほどあるけど、
後は、まあ、いいかっ(笑)
そんなこんなの旅、まだ、続きます。