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御前崎灯台↑

♪おいら岬の灯台守は〜
 妻と二人で〜♪

こんな歌を、今年80歳になる母は、
わたしが幼かった頃、よく口ずさんでいた。
この歌を歌うときは、母が機嫌が良かったとき、
と、うんと幼いわたしは、子供心に覚えている。

母の話しによると、
「喜びも悲しみも・・・」とかなんとか言う映画、
その映画の舞台の御前崎・・・

人の住んでない、地の果てのような場所にある灯台。
そこを、夫婦二人で守るのが、灯台守。

映画では、
最後、灯台守の子供が外国航路の船に乗り、
灯台から、光で合図をする・・・とかなんとか・・・
そのシーンが、感動ものだったらしいが。

その当時、
灯台に火を灯す仕事は、想像を絶する仕事だったに違いない。

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人の住むところからは遠く、灯台の先には、太平洋。

夫婦二人で力を合わせ、厳しい環境の中、
灯台に明かりを灯す・・・

そんなイメージだった灯台。
そんな地の果てだった、御前崎。

そんな場所に、車のハンドルを握り運転する、わたし。
80歳の母が、幼いわたしにそんな歌を歌い、
その映画の話しをしていた頃、
まさか、娘がその御前崎に、自分で車を運転して行くなんて、
たぶん、想像だにしなかった・・・と思う。

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じゃ〜ん!

そんな母のイメージをしっかりと受け継いだ娘のわたし・・・
だったが・・・

灯台のそこまで、民家がいっぱい建っている。
いやいや、びっくりするぐらいの家があるよぉ・・・

灯台のお隣さんが、窓越しに、
「肉じゃが炊いたけど、食べるぅ〜?」って言いそう。

それに対して、灯台守の人が、
「食べるよ〜。ありがと、
 うちの白菜の漬物がいい感じじゃけど、食べるぅ〜?」
と、手には、白菜の漬物・・・

そのくらいの距離感・・・笑

まさか、このように↑ 広島弁で話すとは思えないが・・・
そんな近さに、民家がいっぱいの御前崎。

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御前崎を見上げる、下の道からの眺め。

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御前崎の下には、立派な道が・・・

その道を、わたしは、西へと向ってハンドルを握った。

とにもかくにも・・・
母の歌と、母の話しと、全く違った御前崎。

あ〜久しぶりの、想いと違った・・・
あーびっくり名所だった。

☆びっくり名所
 この御前崎の前の、びっくり名所は・・・
 ナイアガラの滝だった。
 ナイアガラの滝の周り、観光地で、ホテル,ホテル、ホテル・・・
 これは、びっくりした。
 
☆行ったことないけれども・・・
 友達の話しによると、
 エジプトカイロのピラミッド。
 何でも、周りには家がいっぱいあるらしい。
 それを聞いて、わたしは、びっくり!

・・・

さて、この御前崎に行く途中,車を走らせたのが、
牧ノ原台地。

小学校の頃の地理で習った。
お茶の牧ノ原台地。

台地だから、真っ平らな台地に、お茶が一面だと思っていたが・・・
いやいや、そのイメージとは違うけれども、
牧ノ原台地、お茶はあちこち、緑がとってもきれいだった。

何でも、今年の八十八夜は、5月2日だったらしい。

☆これ以外に、静岡石垣いちごも見た。
 ただし、これも、石垣ではなかった・・・
 この話しは、また。