昨日の「パン遊倶楽部」で、わたしはカレーを作った。
それも2種類のカレーを。
市販のカレーペースト「印度の味」のカレー(左の鍋)と、
わたしの作ったカレー(右の鍋)
「パン遊倶楽部」後、
ひとり放課後クラブで、味の違いをじっくり観察した。
観察というのは、両方をなめ比べてみること(笑)
「印度の味」は、甘み塩気ともに、うんと強い。
で、わたしのカレーに塩と砂糖を入れてみた。
だいぶ近づいたが、でも、何かが足りない。
う〜ん,何だろう・・・!?
「印度の味」の箱を見てみる。
原材料名をしっかりと見る。
昆布エキス、しいたけエキスとある。
こりゃあ、うまみのもと、アミノ酸が必要だな〜と思う。
家の中にあるもので何かないかと,ちょっと考えてみる。
手軽にあるものとしては、市販のソーメンだしだと思い、加えてみた。
すると、なぁ〜んと不思議なことに、味がドンピシャぴったり!
小麦発酵調味料とあるから、ソーメンだしの醤油もよかったかも。
それでも、まだ、細かく言えば、甘みと塩が足りない。
もう少し加えようかとも思ったが・・・
お家のカレーに、それ以上の塩気と甘みはいらないかと、やめた。
それから、オイルも足りないような気がする。
が、オイルも足すのをやめた。
放課後,ひとりカレー観察の結果がでた。
次から、「夏野菜のカレー」を作るときには・・・
干し椎茸と昆布でだしをとり、それでカレーを煮込むことにする。
そうすれば、きっともっとおいしいカレーができるはず。
干し椎茸は、みじん切りにして煮込んだら、いい仕事をしそうだ。
なんだか、うれしくなってきた。
2種類のカレーを同時に作ることなんて、まず、ないが・・・
こうやって、味比べをするには、いいチャンスだった。
「パン遊倶楽部」の放課後、ひとり観察実験教室でした(笑)
・・・
先ほどNHKの朝イチを見たら・・・
精進料理のカレーが出てきた。
その中で、びっくりしたのは、
干し椎茸と昆布のだしをとること!
なんと、なんと、昨日思ったことと同じではないか!
味を修正したカレー、一晩冷蔵庫に寝せたものを、
先ほど、味見してみた。
まさに「印度の味・お家バージョン」ぴったしカンカン!
☆お家バージョンとは、オイル・塩・砂糖分が少ないこと。
「印度の味」は、1瓶450円ぐらい。
お手軽で簡単に作れるけれども・・・
3皿分でこの値段だから、決してお安くはない・・・
夏、トマトが一箱いくらっていうぐらいお得なとき、
印度のカレーペースト状のものを作り、それを冷凍保存すれば、
たぶん、1瓶当たり100円以下で作れそうな気がする。
いやいや、楽しくなってきた。
お家実験は、これだから、やめられない。
・・・蛇足・・・
「印度の味」1瓶のカロリー、426カロリー。
これに、具材を加えても、そんなにめちゃくちゃ高くはならないはず。
3皿分ということは、一皿で142カロリー。
ちなみに、
「ジャワカレー中辛」一皿分、牛もも使用のカレー(ごはん含まず)は、
287カロリー。
「カロリー50%オフバーモントカレー中辛」一皿分、
牛もも使用のカレー(ごはん含まず)は、
190カロリー。
そうやって味を導き出していくわけですね。
カレーなどは特に何度も味見をしていると何が足らないのかわからなくなってきます(-_-;)
そうやって後ろのラベルと見比べると、足りないものがわかってくるのですね。
そういう姿勢も勉強になりまっす!!!