セピア色の写真。
50数年前、ここで撮ってもらった写真がある。
大分県日田市、わたしはここで生まれた。
橋の名前は、みどり橋。
緑の太鼓橋。
生まれたのは、このあたり。
小さなころから、遊びに連れて行ってもらったところ。
幼かったわたし、しっかりとした記憶はない。
が、頭のどこか遠くに、かすかな覚えのような感情がある。
近くには、欄干のない橋もある。
もちろん、渡ることが出来る。
川の流れは、心を癒される。
空は青空。
雲は、秋の雲。
タイムマシンがあったら、
木の陰から、あの頃のわたしを、そっと覗いてみたい。
・・・
昨日、母から聞いた話し。
わたしが生まれた頃、両親が借りていた家は、
大きな旧家の離れのようなところ。
当時は、家にお産婆さんが来てのお産が普通。
わたしも、この家で生まれた。
その家には、なんでも、頼山陽が来て滞在したらしい。
すご〜い、と思うのだが・・・
実は、頼山陽について、ほとんど知らない・・・
広島には頼山陽史跡資料館がある。
近くにあるのに行ったことがない、
今月の連休でも、いってみようかしら?
そのお産婆さんには 父と私の2代でお世話になりました。
私の時には かなりの高齢だったので 私が「お産婆納め」になり 「凄く安産で良かったね」という意味でご祝儀いただいちゃったらしいです。