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大〜い好きで買ったシャツ。

綿のパリッとしたところが好き。
真っ白じゃなくて、少しばかりグレーがかったところが好き。
胸ポケットがやや斜めについているのが好き。
シャツボタンが少し大きめなのも好き。

計算しつくされた、いいシャツだと思う。

心から好き!だらけのシャツ。

それなのに、あまり出番がないシャツ・・・
好きで好きで好きなのに。

若いころは、こんなシャツが大好きで、
それに、こんなシャツがとっても似合っていた。

シャツの下に見える、白っぽいパンツ。
こちらもシャツと同じメーカーのワークパンツ。
これも大好き。

若いころは、こんなワークパンツが大好きで、
そして、こんなワークパンツが似合っていた。

しかし、今、このパンツもほとんど出番がない。
実は、この二つとも、去年買った・・・

綿のパリッとしたシャツに、ワークパンツ。
わたしの頭の中では、抜群に似合っている、はずだった。

いちおう、試着もした。
その時は、似合っていると、思った。

今、これを着るとなると、「気合」を入れて着ないといけない。
今、正直、「気合」を入れて着る服なんか、欲しくない。

そう、もう、そんな「気合」なんか残っていない。

この2点の服を選んだ時は、
過去の自分の「幻影」を見ていたんだと思う。

悔しいけれども、去年ものだけれども、
「還暦片づけ」の処分対象になっている。

今の現実を見る。
今の自分を見る。
今の自分を知る。

簡単そうで、
過去の自分の「幻影」に惑わされている、
そんな、迷い心のわたし、なのである。

・・・

やっぱり、処分できそうにない・・・
好きなんだもの・・・

いや、やっぱり処分すべきだ・・・
「気合」なんてないでしょ、わたし・・・

いや、もう一度、着てみてもいいんじゃない・・・

いや、ムリ・・・

心の中の声は、永遠に続く。。。