先日、雪を見に行った帰り。
花の駅公園での様子。
ちょっと山間部だから、梅は、まだまだ。
そこに、高齢のご夫婦。
いいなぁ〜〜〜 梅見のご夫婦。
このご夫婦にも、いろいろあったんだろうな〜と、
わたしの年齢になると、思うこと、あれこれ・・・
・・・
実家の母、88歳、この6月には、89歳になる。
今のところ、母は、要介護5、寝たきりの父の、介護をしている。
二世帯住宅の弟夫婦も、
共働きをしつつ、感謝以上に、両親の生活を、支えてもらっている。
そして、ヘルパーさん、訪問看護さんにも、
言葉に表せないぐらいに、親身に、お世話になっている。
そんなサポートをもらいながらの母だが・・・
159センチ(これ昔の身長)で、35キロの体重。
もう、痩せっぽちで、背中は曲がっていて・・・
この、88歳の母自身に、お手伝いがあってもいいのでは?
そのように、わたしは、常々思っていた。
先月、わたしが、実家に行っていた時、
父のケアマネージャーさんが、来られた。
父の話の後、わたしは、切り出した。
「母、母自身に、要支援がいただけませんか?」と。
それに対してのケアマネージャーの答えは、
「はい、申請してみましょう。
要介護は無理でしょうけど(介護を受けるほどでもない)
年齢的に、見てる感じで、要支援は、たぶん、取れます。」と。
それで、申請の方向でお願いした。
そして、1週間後、母からの電話、では・・・
だめでした・・・
なぜなら、要介護5の父の面倒を、実際に診ている。
それだけ、頭も身体も、動いているから。
支援は必要なし! との行政判断。
母以上に(たぶん)わたしは、ガッカリきた。
というか、なんといっていいのか・・・
言葉で言い表せないぐらいの、怒り、失望、涙・・・
88歳の母が、必死で、寝たきりの父の介護をしているのである。
この母を、少しだけでもサポートして欲しいと思っている。
例えば、週一の買い物手伝い、週一の掃除機、
それだけで、十分、なんだけど・・・
わたしが、近くにいたら、もう少し手伝いもできると思う。
いやいや、娘なんだから、そーしなさいよっ!
ってのが、世間的に「当たり前」な、ことかもしれない。
わたしの事情として・・・
我が家は、家族経営の零細な会社。
事務全体を担当している、わたしが、仕事を抜ける訳にはいかない。
だから、仕事をしながらの、介護の、
「微力」な手伝いしかない。
「たまに」の手伝いしかない。
介護、そこには、その介護の数だけの、悩みがあるんだろう。
100歳まで生きる、と、思っていた、わたしだが・・・
最近は、歳なんてどうでもいい・・・
介護を受けない、そんな生き方ができれば、と、思う。