IMG_4399


先日、雪を見に行った帰り。
花の駅公園での様子。
ちょっと山間部だから、梅は、まだまだ。

そこに、高齢のご夫婦。

いいなぁ〜〜〜 梅見のご夫婦。
 このご夫婦にも、いろいろあったんだろうな〜と、
 わたしの年齢になると、思うこと、あれこれ・・・

・・・

実家の母、88歳、この6月には、89歳になる。
今のところ、母は、要介護5、寝たきりの父の、介護をしている。

二世帯住宅の弟夫婦も、
共働きをしつつ、感謝以上に、両親の生活を、支えてもらっている。

そして、ヘルパーさん、訪問看護さんにも、
言葉に表せないぐらいに、親身に、お世話になっている。

そんなサポートをもらいながらの母だが・・・

159センチ(これ昔の身長)で、35キロの体重。
もう、痩せっぽちで、背中は曲がっていて・・・
この、88歳の母自身に、お手伝いがあってもいいのでは?

そのように、わたしは、常々思っていた。

先月、わたしが、実家に行っていた時、
父のケアマネージャーさんが、来られた。

父の話の後、わたしは、切り出した。

「母、母自身に、要支援がいただけませんか?」と。

それに対してのケアマネージャーの答えは、
「はい、申請してみましょう。
 要介護は無理でしょうけど(介護を受けるほどでもない)
 年齢的に、見てる感じで、要支援は、たぶん、取れます。」と。

それで、申請の方向でお願いした。

そして、1週間後、母からの電話、では・・・

だめでした・・・

なぜなら、要介護5の父の面倒を、実際に診ている。
それだけ、頭も身体も、動いているから。

支援は必要なし! との行政判断。

母以上に(たぶん)わたしは、ガッカリきた。
というか、なんといっていいのか・・・
言葉で言い表せないぐらいの、怒り、失望、涙・・・

88歳の母が、必死で、寝たきりの父の介護をしているのである。
この母を、少しだけでもサポートして欲しいと思っている。

例えば、週一の買い物手伝い、週一の掃除機、
それだけで、十分、なんだけど・・・

わたしが、近くにいたら、もう少し手伝いもできると思う。

いやいや、娘なんだから、そーしなさいよっ!
ってのが、世間的に「当たり前」な、ことかもしれない。

わたしの事情として・・・
我が家は、家族経営の零細な会社。
事務全体を担当している、わたしが、仕事を抜ける訳にはいかない。

だから、仕事をしながらの、介護の、
「微力」な手伝いしかない。
「たまに」の手伝いしかない。

介護、そこには、その介護の数だけの、悩みがあるんだろう。

 100歳まで生きる、と、思っていた、わたしだが・・・
 最近は、歳なんてどうでもいい・・・
 介護を受けない、そんな生き方ができれば、と、思う。